保存の議論
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/16 22:49 UTC 版)
2006年(平成18年)、富士見町政モニターから「ボルトが落下して危険」と指摘を受け、町が調査を行った。近代化遺産として残す計画もあったことから、補正予算330万円でボルトと枕木を撤去した。 2010年(平成22年)、町文化財、近代化遺産に指定するかを検討してきた富士見町教育委員会は、「保存や修復・管理には定期的なメンテナンスが不可欠で、管理費は膨大。住民の安全安心な暮らしを冒してまでの指定はできない」と結論付け、指定は難しいとの考えを示した。町は、保存した場合の経費を2 - 3億円、解体の場合は2,000万円程度かかると予測している。 地元住民からは、ハイキングコースとして整備を求める声も上がっていて、今後の動向が注目される。
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