俗称「エチオピア」の由来
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/23 21:55 UTC 版)
「シマガツオ」の記事における「俗称「エチオピア」の由来」の解説
1927年に「日本・エチオピア通商友好条約」が結ばれて以降、エチオピア使節団の訪日や、エチオピアの皇族と日本の華族女性の婚約(イタリアの干渉により破談)など、日本とエチオピアの友好関係が一気に深まる中、1935年にイタリアを相手とした第二次エチオピア戦争が始まった(日本とエチオピアの関係#第一次世界大戦以後参照)。『原色動物大図鑑』(北隆館)によると、時同じくして「1935年頃、シマガツオが大量に獲れはじめ、東京の市場や小売店に現れ、色が黒っぽかったこともあり、エチオピアの名で知れわたるようになった」という。当時日本には、イタリアの侵略に怯えるエチオピアを応援したいという庶民感情があり、「エチオピア饅頭」が生まれるなどしていた。
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