価格変化とデュレーション
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/10/12 01:01 UTC 版)
「デュレーション」の記事における「価格変化とデュレーション」の解説
デュレーションは債券の金利変化に対する価格感応度をあらわす。金利変化に対して、債券価格の変化はほぼ反比例する。例えば金利が1%上昇した場合、デュレーションが7年の債券の価格は、およそ7%低下する。 利付債において、クーポンが高いほどデュレーションは短くなる。また、デュレーションは常に債券の残存期間より短い正の値をとる。 したがって、二次以上の項を無視する近似において、金利変化と債券価格の変化は異符号である。二次項はコンベクシティ(convexity)とよばれる。
※この「価格変化とデュレーション」の解説は、「デュレーション」の解説の一部です。
「価格変化とデュレーション」を含む「デュレーション」の記事については、「デュレーション」の概要を参照ください。
- 価格変化とデュレーションのページへのリンク