例2 ポアソン方程式とは? わかりやすく解説

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例2 ポアソン方程式

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/20 02:41 UTC 版)

弱形式」の記事における「例2 ポアソン方程式」の解説

ここでの目標は、ある領域 Ω ⊂ R d {\displaystyle \Omega \subset \mathbb {R} ^{d}} 上の次のポアソン方程式 − ∇ 2 u = f {\displaystyle -\nabla ^{2}u=f\,} の解で、境界で u = 0 {\displaystyle u=0} となるようなものを見つけることである。また解空間 V {\displaystyle V} は後述議論決定する弱形式導出のために、次の L 2 {\displaystyle L^{2}} -スカラー内積用いる: ⟨ u , v ⟩ = ∫ Ω u v d x . {\displaystyle \langle u,v\rangle =\int _{\Omega }uv\,dx.} 微分可能函数 v {\displaystyle v} をテスト函数として用いることで、次が得られる。 − ∫ Ω ( ∇ 2 u ) v d x = ∫ Ω f v d x . {\displaystyle -\int _{\Omega }(\nabla ^{2}u)v\,dx=\int _{\Omega }fv\,dx.} この方程式左辺は、グリーンの恒等式用いた部分積分により、より対称的な次の形式記述できる。 ∫ Ω ∇ u ⋅ ∇ v d x = ∫ Ω f v d x . {\displaystyle \int _{\Omega }\nabla u\cdot \nabla v\,dx=\int _{\Omega }fv\,dx.} これは正しくポアソン方程式弱形式通常呼ばれるのである。ここで空間 V {\displaystyle V} を定義する必要がある。この空間は、この方程式導けるものでなければならない。したがってこの空間における導函数二乗可積分である必要がある実際ゼロ境界条件で、弱微分L 2 ( Ω ) {\displaystyle L^{2}(\Omega )} に属す函数からなるソボレフ空間 H 0 1 ( Ω ) {\displaystyle H_{0}^{1}(\Omega )} を考えれば目的満たされる次のように記号定めることで、一般的な形を得ることが出来る: a ( u , v ) = ∫ Ω ∇ u ⋅ ∇ v d x {\displaystyle a(u,v)=\int _{\Omega }\nabla u\cdot \nabla v\,dx} および f ( v ) = ∫ Ω f v d x . {\displaystyle f(v)=\int _{\Omega }fv\,dx.}

※この「例2 ポアソン方程式」の解説は、「弱形式」の解説の一部です。
「例2 ポアソン方程式」を含む「弱形式」の記事については、「弱形式」の概要を参照ください。

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