使用器材・演奏スタイル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/30 01:58 UTC 版)
「レミー・キルミスター」の記事における「使用器材・演奏スタイル」の解説
ベースは一貫してリッケンバッカーを使用。強力なピックアップに変更したシグネイチャー・モデル4001、4003、型式不明の特殊モデルも存在する。晩年は同4004を愛用、これはボディがウォルナットで作られており、表面にオークの葉の彫刻が施されている。 この大きなベースをフロントピックアップ付近(かなりネック寄りの位置)でピック弾きするのが彼のスタイル。高音弦を多用し、複弦を用いての5度コードを基本としていた。マーシャル・アンプとの組み合わせでベースとは思えない、ギターのような歪んだ音で演奏する、非常に個性的なスタイルを貫き通していた。マーシャルからは後に彼のシグネイチャーモデルが発売されていた。 またマイクを顔より高い位置にセットし、やや上を向いて歌うのも特徴であった。理由は、「下を向くと吐いてしまうためだろう」と長年言われていたが、当の本人は「この方が楽だったからね」と生前述べていた。 リッケンバッカー・4001モデルとNWOBHM期のレミー(1982年) リッケンバッカー特殊モデル(2005年5月) リッケンバッカー・4004シグネイチャーモデルと晩年のレミー(2015年6月) マーシャルのアンプ群(2013年8月) 上向きの歌唱スタイル(2005年11月)
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