作詞の経過
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/14 23:26 UTC 版)
「ランナウェイ (シャネルズの曲)」の記事における「作詞の経過」の解説
湯川には、「真夏の空の下、全米を結ぶ旅客鉄道「アムトラック」の列車が駅に入って来て、その列車の前に大きなラジカセの「ランナウェイ」を肩に乗せた金髪の少年がいる」というような映像を見せられ、「30秒と1分のCMを作るので、このシーンに入る詩を」と依頼された。 渡されたデモテープには、井上の声で「ランナウェイ」と歌い出し、それから「ラララァ」となり、「ランナウェイ」で終わっていた。 「ランナウェイ」から、デル・シャノンの「悲しき街角(原題:ランナウェイ)」を脳裏に浮かべ、過去に付き合っていた男性が、遊んでばかりいるので親から受験勉強しろと2階の自室に閉じ込められ、父親の目を盗んで2階から逃げ出し、湯川が待つ有楽町駅のホームにやってきて、「二人だけの遠い世界」へ「連れて行ってあげるよ」と言っており、その言葉が浮かんだという。 この曲がCMから流れると大反響を呼び、後にシングル化されるが、デビュー曲にも関わらずミリオンセラー・大ヒットした影響で、湯川にも作詞の依頼が次々と舞い込んできた。 当初、歌い出しは「君がとても好きさ」だったが、「歌い出しが『君が』ではインパクトが弱い」という椙山の判断により、作詞の湯川承諾の上で商品名を含む「ランナウェイ〜」に変更された。
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