佐官昇進まで
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/31 16:19 UTC 版)
「ジェームズ・マティス」の記事における「佐官昇進まで」の解説
1950年9月8日にワシントン州プルマンでアメリカ商船隊に所属するジョン・ウェスト・マティスとルシール夫妻の間に誕生する。母親のルシールは第二次世界大戦中に情報部隊員として南アフリカ共和国で軍務に就いていた。 1969年に海兵隊の予備員名簿に登載され、セントラル・ワシントン大学で予備役将校訓練課程(ROTC)を履修し、1971年に同大学で歴史学の教養学士(BA[要曖昧さ回避] in history)を取得し、1972年1月1日付けで海兵隊少尉に任官した。 その後中尉に進級し、第3海兵師団のライフル小隊長、武器小隊長を務め、大尉に進級後は第1海兵大隊(第1海兵師団・第7海兵連隊隷下)でライフル中隊長・武器中隊長を務めた(これ以降マティスは第1海兵大隊長・第7海兵連隊長・第1海兵師団長を歴任した)。 任官中は上官からその知性を高く評価されており、数千冊の蔵書を保有するほどの読書家であった。上司であるロバート・H・スケールズ少将からは「私が今まで出会った中で最も知的で洗練された男」と評されており、本人曰くマルクス・アウレリウス・アントニヌスの「自省録」を通して身に付けたものだという。
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