佐世保線の輸送改善
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 18:37 UTC 版)
九州新幹線(西九州ルート)は当初佐世保市寄りのルートで計画されていたが、その後佐世保市を経由しない現在のルートに変更された経緯がある。しかし、佐世保市は長崎県の拠点都市としてとして人口や産業が集積しており、輸送改善の必要があることから、長崎県、佐世保市およびJR九州で構成する「佐世保線等整備検討委員会」を設置し、輸送改善策の検討が行われた。2019年(平成31年)3月には、有田 - 佐世保間で高速化工事を行うとともに、西九州新幹線 武雄温泉 - 長崎間の開業と同時期に振子型車両の導入を行うことで合意し、工事が進められている。高速化事業は長崎県が事業主体となってレールやまくらぎの改良を行い、事業費は約14億円とされている。また、JR九州は「白いかもめ」などで使用されている885系を博多 - 佐世保間に導入する。これにより博多 - 佐世保間の所要時間は8分程度短縮されると見込んでいる。
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