低賃金労働者(中央年収の3分の2以下)の割合
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/02 06:03 UTC 版)
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2020年4月のイギリスでは、全労働者の約14%(約389.7万人)が時給8.90ポンド以下(中央年収の3分の2)の給与であった。また、グループ別の割合でみると、以下のような傾向にある。 年齢別の場合、一番高い層は16~20歳は約61%(約77.0万人)次いで21~24歳は約27%(約49.4万人)、低い層は41~45歳の約9%(約28.5万人)である。 男女別では、男性は約12%(約166.0万人)、女性は約16%(約223.7万人)であった。また、フルタイムの場合は約10%[男性:約9% 女性:約11%](約191.3万人[男性:約105.8万人 女性:約85.6万人])であり、パートタイムの場合は約25%[男性:約30% 女性:約23%](約198.3万人[男性:約60.2万人 女性:138.1万人])であった。 産業別では、一番高い産業は宿泊・飲食サービス業で58%(約68.6万人)、低い産業は行政の1%(約1.9万人)であった。 企業別では、一番高いのは従業員数10人未満が約29%(74.7万人)であり、一番低いのが従業員数5,000人以上が約12%[54.9万人]であった。 職業別では、一番高い職業は運搬・清掃・包装等従事者が41%(約118.2万人)であり、低賃金労働者の約3割を占めている。低い職業は、専門的・技術的職業従事者の約1%(約8.3万人)であった。
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