低レイテンシ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/01 16:05 UTC 版)
Windows旧来のMMEではそのレイテンシ(データ送信から音声が出力されるまでの遅延時間)は200から500ミリ秒、DirectSoundでも50から100ミリ秒、Mac OSのSound Managerで20から50ミリ秒とされているが、ASIOの場合は数ミリ秒から10ミリ秒以下で、環境によっては1ミリ秒以下となる場合もある。そのため、PCに接続したキーボードでソフトウェア・シンセサイザーを演奏したり、エレキギターにリアルタイムでエフェクトをかけたりといったことが可能になる。また、OSのソフトウェアミキサーを通らずに元の波形がそのままオーディオ出力されるため、良好な音質が得られる場合がある。
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