伽藍とバザール
【英】:The Cathedral and the Bazaar
Eric S. Raymondによって書かれたオープンソースに関する論文。
ソフトウェア開発のスタイルを、大聖堂(Cathedral、伽藍)を建てるときのように、設計者がすべてのプランを立てコントロールする「伽藍方式」と、市場(Bazaar)のように、訪れた人々がお互いに必要なものをやり取りする「バザール方式」と表現した。Linuxはバザール方式の代表例とされる。
従来のソフトウェアや市販されているソフトウェアの多くは伽藍方式で開発されてきた。伽藍方式の場合、設計者あるいは責任者の設計能力、管理能力および統制力が重要なポイントとなる。一方で、バザール方式では、アイデアや技術そのものを持ち寄って、交換しながら作り上げていく。したがって、開発の場(市場)の自由度と開発に関わる人々のコミュニケーション能力が問われることになる。
関連見出し
ESR
関連URL
The Cathedral and the Bazaar(原文)(http://www.catb.org/~esr/writings/cathedral-bazaar/)
伽藍とバザール(http://www.tlug.jp/docs/cathedral-bazaar/cathedral-paper-jp.html)

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