会社再生法の適用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/09 07:01 UTC 版)
「ユピテル (企業)」の記事における「会社再生法の適用」の解説
創業当時、折しものカラオケブームに乗り、カラオケセットを中心とした音響機器を手掛けたほか、レコードレーベル「ユピテルレコード」(メジャーレーベル)で音楽ソフト(レコード)事業を手がけていた。1979年4月に社団法人日本レコード協会の会員となる(1984年4月退会)。 主力としていたカラオケ向け商品の販売が振るわなくなり、1984年9月に会社更生法の適用を申請し、事実上経営破綻した。同年をもって音楽ソフト事業から撤退し、電話機やワイドバンドレシーバーなどの通信機製造に参入、輸出を拡大して1985年5月に更生手続を終結した。 1994年3月期には売上高を約248億円まで伸ばしたが、その後は再び業績不振に陥り、1998年12月に和議を申請。2度目の再建中はエンジンスターターなどの機器販売が堅調となり、2004年9月に和議債務を完済した。
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