伊勢神宮別宮
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/30 04:18 UTC 版)
明治8年(1875年)に神奈川県は太政官に対し、伊勢山皇大神宮を伊勢神宮の別宮へと昇格するように願い出る。神宮別宮への昇格は、鎌倉時代元寇の際の風日祈宮・風宮以降は例が無く、審議の後に6月28日付けでこの申請は却下された(「神奈川縣伊勢山皇大神宮を伊勢神宮の別宮となさんことを請うを允さず」太政類典)。しかし、明治7年1月に神奈川県により伊勢山皇大神宮の表参道に建立された「横濱伊勢山碑」には「神宮別宮」と刻まれており、同年2月23日発行の横浜毎日新聞968号には、付録として碑の全文が掲載されていた。この碑は、今も表参道大鳥居の横に残されている。
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