伊予二見
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/24 01:17 UTC 版)
鹿島の西沖合いにある岩、玉里・寒戸島(ぎょくり、かんどしま)は三重県二見の夫婦岩に似ていることから伊予二見(又は伊予の二見)とも呼ばれる。毎年春の連休の5月4日に、鹿島祭りの一つの伝統行事として、北条かざはや振興会の手によって大注連縄の張替えが行われている。言い伝えによると、1185年、この地を支配していた河野氏が屋島の戦いに参戦するに当たり、伊予二見に注連縄を張って戦勝祈願をしたところ、源氏方が勝利し、河野氏の武勇を天下に知らしめるところとなったという。これにちなみ、1957年(昭和32年)に復活させたもの。海上安全、五穀豊穣、大漁を祈願して行われる。当日は張替えの模様を見物する客を乗せた船も多数繰り出す。
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