任期中の出来事
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/02/28 00:51 UTC 版)
「ムハンマド・アリ・アル・フーシ」の記事における「任期中の出来事」の解説
2015年2月6日、ハーディー大統領を追放し、また最高革命委員会がイエメンを統治し、新たな議会を結成する事を宣言。委員長フーシが事実上の大統領になった。 2月7日、国際連合・アメリカ・GCC(湾岸協力会議)は、フーシと最高革命委員会がイエメンを統治する事を拒否した。 2月15日、国際連合安全保障理事会はフーシにイエメン統治をやめるよう勧告した。潘基文事務総長は、イエメンが失敗国家に転落しかけていると警告した。 3月21日、フーシは最高革命委員会の会議で、ハーディー前大統領の任期は公的には2015年2月21日に終了したと述べた。また、ハーディー前大統領を支持する外国政府を、「露骨な内政干渉」と批判した。 3月25日、フーシがサウジアラビア空軍のサヌア空爆で負傷したと、アルジャジーラ通信が伝えた。 9月、フーシ派が支配する国営通信は、国際連合の潘基文事務総長に手紙を送り、サウジアラビア主導の同盟に停戦を命じるよう求め、同盟がイエメンに対して「戦争犯罪」と「虐殺」を行っていると非難した。 2016年8月15日、最高革命委員会は最高政治評議会(英語版)に権力を委譲し、これに伴いフーシも元首を退任した。
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