仲睦まじい夫妻
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/11 23:58 UTC 版)
「アイダ・ストラウス」の記事における「仲睦まじい夫妻」の解説
1871年、同じくドイツからの移民でユダヤ系の実業家だったイジドー・ストラウスと結婚した。イジドーとの間には男女7人の子供が生まれ、うち6人が成人している。ちなみにイジドーの誕生日もアイダと同じく2月6日であった(年齢はアイダが4歳下)。 ストラウス夫妻は非常に仲睦まじい夫妻であったと、夫妻の家族や友人らは見なしていた。イジドーがニューヨークの下院議員として、また百貨店メイシーズの共同所有者として各地を飛び回っていたときには、夫妻は毎日のように手紙を交換し合っていたという。 結婚40周年を迎えた1911年から1912年の冬にかけて、アイダは最愛の夫であるイジドーとともにヨーロッパで過ごした。夫妻は本来別の船でアメリカに帰国する予定であったが、イングランドで起こった炭鉱ストの影響で船に十分な石炭が回されず、結果としてタイタニック号に乗船することとなった。当時処女航海を控えていた世界最大の豪華客船のタイタニック号には、このストによって他の船から不足していた石炭を回されたため、予定通りの出港に至っている。
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