仮説会館
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 10:27 UTC 版)
1981年には「仮説実験授業やたのしい授業を推し進める人たちの溜まり場にしよう」という構想があり、2015年の移転まで、毎月第4土曜日に『たのしい授業』の公開編集会議が開催されていた。当初は東京都の西神田に置かれ、のちに移転して高田馬場で仮説社と隣接する形になる。また、「たのしい授業ゼミナール」や「街角かがく倶楽部」なども開催されていた。 2015年に、仮説社は豊島区の巣鴨に移転。仮説会館も調布市に移転し、板倉聖宣の活動する(私立)板倉研究室と同居する形になる。20人前後が集まれる場所であったものの、これを契機に『たのしい授業』の編集会議は仮説社で行われるようになる。調布の仮説会館では狛江・調布サークルの活動や、「教師塾」などの会が催された。 2018年、板倉の死を契機に「仮説会館」は閉鎖となった。なお、東京のほかに「名古屋仮説会館」や「蛸草松尾仮説会館」、「札幌仮説センター」もあり、東京都の仮説会館を「東京仮説会館」と区別して呼ぶ場合もある。「名古屋仮説会館」の開設は、入門講座と連携講座の統合がきっかけであったという。
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