令和_(ゴールデンボンバーの曲)とは? わかりやすく解説

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令和 (ゴールデンボンバーの曲)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/23 08:37 UTC 版)

令和
ゴールデンボンバーシングル
初出アルバム『もう紅白に出してくれない
リリース
規格 CD
デジタルダウンロード
ジャンル J-POP
時間
レーベル Zany Zap
作詞・作曲 鬼龍院翔
プロデュース 鬼龍院翔
ゴールドディスク
チャート最高順位
  • 週間12位(オリコン[2]
  • ゴールデンボンバー シングル 年表
    ガガガガガガガ
    (2019年)
    令和
    (2019年)
    CD買ったら(送料)サヨウナラ
    2020年
    ミュージックビデオ
    「令和」 - YouTube
    テンプレートを表示

    令和」(れいわ)は、ゴールデンボンバーの楽曲。2019年4月17日[注釈 1]Zany Zapより23枚目のシングルとして発売。

    概要

    前作『ガガガガガガガ』から2カ月ぶりのシングル作品で、『ガガガガガガガ』の発売発表時に本作が発売されることも発表されていた[3][注釈 2]

    CD発表に先駆け、2019年4月1日レコチョクiTunes Storeなどでの音楽配信が開始され、ミュージック・ビデオが公開された[4]。本作の配信と同時期に、鬼龍院は自身が制作した楽曲および歌詞の無断使用と無断転用を容認する方針を発表した[5][注釈 3]

    シングルは、2019年4月29日付のオリコン週間シングルランキングで12位を記録した[6]

    2019年途中より、プロ野球福岡ソフトバンクホークスの関西限定チャンステーマとして使用されている。

    曲の解説

    表題曲「令和」は、2019年4月1日に発表された新元号「令和」をタイトルや歌詞に盛り込んだ楽曲。ゴールデンボンバーは、楽曲の一部を除いて完成させた段階で、新元号発表直前よりLINE LIVEで楽曲制作の模様を生配信していた。新元号発表後、未完成部分のレコーディングとミュージック・ビデオの撮影を開始し、約2時間でYouTube上でミュージック・ビデオを公開[7][8]。本曲について、鬼龍院は「去年、キュウソネコカミが『ギリ平成』というアルバムを出したのを受けて、ウチが頑張ったら新元号の曲を一番早く出せるんじゃないかと思ったのがきっかけ。[注釈 4][10]「あらかじめ楽曲と映像をほぼ完成状態で準備させて、『令和』を使用する部分だけを穴埋めする形で完成させた。」[11]と語っている。Billboard JAPANの週間ダウンロード・ソングチャートで最高2位を記録した[12]

    シングルの2曲目には、表題曲「令和」の“令和”の部分を仮で「平成」と歌っているデモ音源が収録された。このデモ音源は、Billboard JAPANの週間ダウンロード・ソングチャートで最高36位を記録した[12]

    2019年10月16日に稼働したコナミアミューズメントの音楽ゲーム、『beatmania IIDX27 HEROIC VERSE』に、アレンジバージョンとして「令和(1991RAVE REMIX)」が収録された。

    プロモーション・ビデオ

    プロモーション・ビデオは、先行配信と同じ4月1日に公開され、5月2日の時点でインターネット上のコンテンツにて7万6300シェアを記録した[13]。新元号発表から1時間後にYouTubeで公開されたこのミュージック・ビデオは、急上昇ランキングで1位を記録したほか、4月4日の時点で再生回数が400万回を突破した[14]

    ミュージック・ビデオでは、メンバーがDA PUMPの「U.S.A.」を彷彿させる踊りを披露しているほか[15]、メンバーの喜矢武豊が、当時内閣官房長官だった菅義偉に扮して新元号を発表するシーンが含まれている[16]

    テレビ披露

    本作は、2019年4月4日に放送された『スッキリ』(日本テレビ)でテレビ初披露となった。初披露時に「人間習字[注釈 5]」で「令和」の文字を書くというパフォーマンスが披露された。このときに書かれた「令和」の実物は、日テレ屋 汐留店で4月4日から5月6日までの期間限定で展示された[14]

    2019年5月10日放送の『ミュージックステーション』(テレビ朝日)でも披露された[17]

    収録曲

    全作詞・作曲: 鬼龍院翔
    #タイトル作詞作曲・編曲時間
    1.「令和」鬼龍院翔鬼龍院翔
    2.「令和」(仮で平成と歌ってる鬼龍院デモver.)鬼龍院翔鬼龍院翔
    3.「令和」(オリジナル・カラオケ)鬼龍院翔鬼龍院翔
    合計時間:

    脚注

    注釈

    1. ^ タワーレコードAmazon.co.jp、事務所公式通販サイトでは4月10日に先行販売。
    2. ^ ただし、この時点では新元号令和)発表前でタイトルは明らかにされていない。
    3. ^ 権利が自分だけではない「タイムマシンがほしいよ」「僕クエスト」「あの素晴らしい朝をもう一度」を除く
    4. ^ 実際には、ゴールデンボンバーよりも先にレペゼン地球が同名の「令和」という楽曲を発表している[9]
    5. ^ 喜矢武をとし、樽美酒研二に抱えられて頭髪を付け書道のように文字を書くというもの。

    出典

    1. ^ 第61回 輝く!日本レコード大賞”. TBSテレビ. 2020年1月5日閲覧。
    2. ^ 令和|ゴールデンボンバー”. ORICON NEWS. オリコン. 2019年5月3日閲覧。
    3. ^ “ゴールデンボンバー、ドラマ『トクサツガガガ』主題歌MV公開 「新元号ソング」制作も決定”. リアルサウンド (株式会社blueprint). (2019年1月18日). https://realsound.jp/2019/01/post-307219.html 2019年5月3日閲覧。 
    4. ^ “ゴールデンボンバーが新元号ソング“令和”制作&PV公開&配信開始”. リアルサウンド (CINRA). (2019年4月1日). https://www.cinra.net/news/20190401-reiwa 2019年5月3日閲覧。 
    5. ^ “「ゴールデンボンバー」鬼龍院翔、楽曲&歌詞の無断使用を容認へ 「何にだって大いに使って頂きたい」”. ねとらぼ (アイティメディア株式会社). (2019年4月5日). https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1904/05/news101.html 2019年5月3日閲覧。 
    6. ^ オリコン週間 シングルランキング 2019年04月15日〜2019年04月21日 11〜20位”. ORICON NEWS. オリコン (2019年4月29日). 2019年5月3日閲覧。
    7. ^ “今注目の歌詞ランキング1位はあいみょんの新曲!ゴールデンボンバー、ラストアイドルらもランクイン”. 株式会社イータレントバンク. (2019年4月6日). https://e-talentbank.co.jp/news/music/88627/ 2019年5月3日閲覧。 
    8. ^ “ゴールデンボンバー、新元号ソング「令和」最速!?リリース”. ORICON NEWS (オリコン). (2019年4月4日). https://www.oricon.co.jp/news/2132699/full/ 2019年5月3日閲覧。 
    9. ^ “『令和』が20分~で新曲や商品に。ゴールデンボンバーを超える“仕事早すぎ”な人たち5選”. 女子SPA! (扶桑社). (2019年4月4日). https://joshi-spa.jp/917664 2021年8月22日閲覧。 
    10. ^ “ゴールデンボンバー鬼龍院翔、2度の挫折と新時代への思い”. BuzzFeed News (BuzzFeed Japan株式会社). (2019年5月1日). https://www.buzzfeed.com/jp/ryosukekamba/golden-bomber 2019年5月3日閲覧。 
    11. ^ “ゴールデンボンバーだけじゃない!『令和』に便乗した芸能人たち…”. エキサイトニュース (エキサイト株式会社). (2019年4月12日). https://www.excite.co.jp/news/article/Weeklyjn_18349/ 2019年5月3日閲覧。 
    12. ^ a b “Billboard JAPAN【先ヨミ・デジタル】back number「HAPPY BIRTHDAY」が首位継続中 ゴールデンボンバー「令和」が2位に”. Musicman-net (エフ・ビー・コミュニケーションズ株式会社). (2019年4月5日). https://www.musicman.co.jp/artist/267551 2022年5月7日閲覧。 
    13. ^ “最もバズった「令和」はゴールデンボンバー 発表から1ヶ月で”. BuzzFeed News (BuzzFeed Japan株式会社). (2019年5月2日). https://www.buzzfeed.com/jp/kotahatachi/reiwa-buzz 2019年5月3日閲覧。 
    14. ^ a b “ゴールデンボンバー 新元号ソング「令和」MVが400万回再生突破、“人間習字”による「令和」の書を期間限定展示”. エンタメ特化型情報メディア スパイス (株式会社イープラス). (2019年4月4日). https://spice.eplus.jp/articles/233410 2019年5月3日閲覧。 
    15. ^ “ゴールデンボンバー、“新元号ソング”「令和」最速リリース 生配信から滲んだバンドの姿勢”. リアルサウンド (株式会社blueprint). (2019年4月1日). https://realsound.jp/2019/04/post-341690.html 2019年5月3日閲覧。 
    16. ^ “新元号の発表から2時間で? 新曲『令和』に「さすが金爆」と絶賛の嵐”. grape (株式会社グレイプ). (2019年4月1日). https://grapee.jp/655365 2019年5月3日閲覧。 
    17. ^ “Mステにきゃりー、金爆、髭ダン、Hey! Say! JUMP、岸谷香、手嶌葵、イル・ヴォーロ”. 音楽ナタリー (株式会社ナターシャ). (2019年5月3日). https://natalie.mu/music/news/330208 2019年5月3日閲覧。 



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