代表解任選挙
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/13 03:44 UTC 版)
代表解任選挙(代表リコール)の規定は、民進党結党時に新設された。 党大会において代議員(党所属国会議員と県連代議員で構成、党規約7条3項)の半数以上の賛成がある場合には、代表は解任されるが、次の代表選挙に立候補することができる。この場合、任期満了選挙の手続規定を準用し、国会議員、公認候補予定者、地方自治体議員、党員・サポーターが有権者となって投票を行い、有権者の種別ごとに換算されたポイントの総数の多寡により代表解任の可否を決定する(党規約11条11項、党代表選挙規則30条1項、6項、7項)。 なお、党大会には、通例毎年1月に招集される定期党大会、代表が総務会の承認を得て必要に応じて招集する臨時党大会、両院議員総会が議決によって要請した場合に招集される臨時党大会がある(党規約7条5項ないし7項)。したがって、実際上、代表解任の発議に先立ち、党所属国会議員の3分の1以上の要請で両院議員総会を招集し(党規約8条6項)、両院議員総会の議決(定足数は党所属国会議員の半数以上、過半数による多数決、党規約8条3項)で臨時党大会の招集を要請する(党規約7条7項)、という手順を踏むことになる。
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