仙台藩財政難における幕府の支援
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「仙台東照宮」の記事における「仙台藩財政難における幕府の支援」の解説
伊達政宗が寛永13年(1636年)6月に没すると、瑞鳳殿を造営した。同年10月仙台に大火があり、12月には若林の倉庫が焼失し領内の検地帳は失われた。翌年6月には大洪水があり、仙台藩は財政難のため幕府に約10万両の借用を願い出た。これは20余万石に匹敵した金額である。寛永15年には仙台城二ノ丸工事も着工した。これらの費用をまかない藩を豊かにするため新田の開墾が奨励された結果仙台藩内は大いに田が開けた。幕府より借りた金子は藩の急場を救ったものと考えられる。
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