付着物の発見
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 04:44 UTC 版)
岩沼署へ到着した遠藤は近郊で昼食を済ませ、1時間ほど後に遠藤立会いのもとでトラックの実況見分が開始された。そしてその直後、遠藤車の右後輪外側面に19×20センチメートルの黒いシミが発見された。さらに翌23日に新潟県警の技官らによって続けられた実況見分でも、遠藤車からは多数の付着物が次々と発見されていった。 最終的に、遠藤車からは以下の付着物と痕跡が発見されたとされている。 右後輪外側面からの、19×20センチの血液様の物 右後輪外側面からの、2本の毛髪様の物(血液様の物に塗り込められた状態で付着) 右前輪ショックアブソーバー下部ステーからの、皮膚片様の物 右前輪ショックアブソーバー下部ステーからの、毛髪様の物 右後輪フェンダーからの、血液様の物 右後輪フェンダーからの、毛髪様の物 ラジエーターコアサポーター中央部からの、長さ21センチの布目痕 ラジエーターシュラウド中央部からの、長さ6センチの布目痕 これらの付着物については、(3) の付着位置や (4) の本数などに関して捜査報告書間で齟齬があるが、領置・押収調書が開示されていないため、詳細は不明となっている(下記参照)。
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