仏教美術におけるスノーライオン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/25 01:20 UTC 版)
「スノー・ライオン」の記事における「仏教美術におけるスノーライオン」の解説
エジプトからギリシア、ローマ帝国、ペルシア、インドなど多くの古代の文化において、ライオンは神聖さや王者のシンボルとして使用されてきた。仏教においてスノーライオンはブッダの守護者であり、ブッダの座を支持する様子が多くの絵画や彫刻に見られる(仏座の左右に1頭ずつ配置されているものが一般的である)。 スノーライオンの体は白く、たてがみや尻尾、眉は青もしくは緑で描かれていることが多い。仏教美術に見られるスノーライオンのほとんどは中性であるが、明らかにオスを意図して描かれたもの、メスを意図して描かれたものも存在する。左右に対照的に1頭ずつ描かれる場合、オスは左に、メスは右に描かれる。彫刻においては、スノーライオンは打ち出し技法で製作し、鍍金や塗装を施すことが多い。
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