仏教詩人マートリチェータの説
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「三法印」の記事における「仏教詩人マートリチェータの説」の解説
2世紀ごろの仏教詩人マートリチェータは自作中において"dharmamudrã trilakṣaṇā"という表現で三つの教えを表した。それは以下の通り。 Sarva-dharmā anātmanaḥ - 一切の法は無我である。 Kṣaṇikaṃ sarva-saṃskṛtam - 一切の作られたものは刹那(滅)である。 Śāntaṃ nirvāṇam - 涅槃は寂静である。 マートリチェータはこれらを「eṣa dharmamudrã trilakṣaṇā」(これが『三法印』である)としている。
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