人気俳優として
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 21:10 UTC 版)
1960年に主演した『拳銃無頼帖』シリーズの第一作『拳銃無頼帖 抜き射ちの竜』は、赤木にとって初のカラー作品にして大ヒットとなり、トニー人気は不動のものとなった。この頃から月収も15万円まで跳ね上がった(大卒の初任給が1万数千円の時代)。同年12月に、映画製作者協会の新人賞を受賞。 人気俳優の仲間入りを果たしたがいいことばかりではなく、赤木はこの頃から撮影スケジュールに追われるようになる。少しでも通勤時間を減らすため、東京・調布市の撮影所付近に住んでいた山崎辰夫撮影所長の自宅に間借りしたが、目覚まし時計を3個起きられないほど寝不足に苦しんだ。同期の野呂圭介によると「あの頃の赤木は撮影の合間に少しでも時間があると、部屋の隅に座り込んで仮眠をとっていた。そんな状況でも『NGを出さないこと』を信条にしていた彼は、スタッフの誰からも愛されていた」という。
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