人手による中継
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/03/08 01:46 UTC 版)
「ストアアンドフォワード」の記事における「人手による中継」の解説
ストアアンドフォワード型のネットワークはコンピュータ以前にも存在した。テレタイプ端末による通信網では、中継センターに送られたメッセージが紙テープの形態で蓄積されていた。人間のオペレータがそのテープを受信機から取り、アドレス情報を読んで、適切な相手に送信するという方式がとられていた。送信用の回線が他に使われている場合、オペレータは送信待ちのテープ入れにそのテープを入れるので、送信される順番を待たされることになる。1900年代中盤の中継センターは数十台の受信用テレタイプと送信用テレタイプを備え、ピーク時には数千のメッセージがテープの形で送信を待つことになった。
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