人工地震に関する陰謀説
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/08 04:14 UTC 版)
「陰謀論の一覧」の記事における「人工地震に関する陰謀説」の解説
1944年12月7日に発生した昭和東南海地震や、2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震はアメリカが起こした人工地震であるという説。昭和東南海地震ではB-29から投下された宣伝ビラに毛筆で「地震の次は何をお見舞いしましょうか」と書かれていた、という土屋嘉男の証言があるが、これは心理状況を利用するための心理戦工作である。 東北地方太平洋沖地震は掘削船「ちきゅう」がプレート地点に核兵器を設置し、起爆後に巨大地震を誘発させたというもの。なお、「ちきゅう」は地震発生時刻には青森県の八戸港で小学生の見学を受け入れており、震源地付近を航行していない。また、「ちきゅう」のドリルパイプの直径は14センチしかなく、核兵器を設置することは不可能である上に、最大掘削深度も7500mで、震源の深さ24キロには全く届かない。また、この深度まで達すると、温度は数百度を超えるため、掘削はほぼ不可能である。仮にこの深さまで掘削できるとしても、数年以上はかかる。
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