人工呼吸器トラブルによる入院患者死亡事故
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/18 08:07 UTC 版)
「国立病院機構岩手病院」の記事における「人工呼吸器トラブルによる入院患者死亡事故」の解説
1999年9月9日深夜、第5病棟に入院していた筋ジストロフィーの男性患者が装着していた人工呼吸器が停止、患者が死亡する医療事故が発生した。調査では故障原因を特定することが出来なかったため、事故発生前に女性看護師が人工呼吸器の加湿器に給水を行った際に、アラームの消音スイッチとメインスイッチを間違えて操作したとして、業務上過失致死罪で起訴された。女性看護師は無罪を主張して裁判で争ったものの、一審で有罪となり、仙台高裁での控訴審、最高裁での上告審とも棄却されている。
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