京都号・きょうと号(廃止)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/25 09:11 UTC 版)
「サンライズ号 (高速バス)」の記事における「京都号・きょうと号(廃止)」の解説
1990年の高速バス開設ラッシュ時において、九州産業交通が京阪バスと共同運行において運行開始した。九州産業交通にとっては、大阪線(サンライズ号)・神戸線(トワイライト神戸号)・名古屋線(不知火号)に次ぐ4番目の路線となる。愛称は両社とも「きょうと号」であったが、九州産業交通はバス車体に「京都」と大きく楷書体において愛称が入れられていた(2代目車両からは愛称は入っていない)上、時刻表やパンフレットなどには全て漢字表記の「京都号」が用いられていた。一方で京阪バスは同社夜間高速バス共通の総称であるため、他路線(福岡線や東京線などすべて)と同様に「きょうと号」として扱われている。 運行開始当初はそこそこの利用率を誇ったものの、元々両都市間とのビジネス利用としてはあてにならず、むしろ観光目的での利用が多かったためであろう、さらにバブル崩壊により年々旅行者は減少しているためか利用率も減少傾向を見せ始める。このためか、多客時期などは別として通常期においては他の3路線と比較してもそんなに賑わいが見られなかった(2台以上で運行しているのは多客時期のみで、通常期は1台において半分近く空席が目立った)。 1999年2月には、京阪バスが運行から撤退。九州産業交通のみの単独運行として運行を継続した が、2002年5月に大阪線(サンライズ号)と路線統合される事になり、この日を以って京阪陣営における運行業務を終了する事になった。
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