京王井の頭線吉祥寺駅衝突事故
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「日本の鉄道事故 (2000年以降)」の記事における「京王井の頭線吉祥寺駅衝突事故」の解説
★2006年(平成18年)4月21日 (軌道、列車衝突事故) 東京都武蔵野市の京王井の頭線吉祥寺駅で、渋谷発吉祥寺行きの急行電車(京王3000系5両編成)が、終点の吉祥寺駅において過走防止装置の動作により正規の停止位置より手前に停車した。その後、正規の停止位置まで移動するため再起動したところ、制動操作が遅れ車止めの手前にある防護枕木に接触した。この事故により乗客1名が負傷し、1時間ほど運転を見合わせた。 事故後、京王電鉄の全乗務員に対し車庫内での実技訓練を実施したほか、正規の停止位置より手前に停止した場合でも、車掌の判断によりそのまま客の乗降を扱えるようにする決まりを設けた。事故現場の吉祥寺駅では、停車位置目標を今までより5m手前へ移設し、目立つ位置に設置するなどの対策を取った。
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