亜種と分類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2013/06/23 14:53 UTC 版)
タカサゴダカにはいくつかの亜種が確認されているが、一部の亜種は別の独立した種としてみなされることもある。形態を基にした分類では、アフリカに生息する型は本種には属さない独立した種であるとみなせるという意見がある。 亜種A. b. cenchroides (Severtzov, 1873) はトルキスタン、アフガニスタン、イラン東部に生息し、体が大きく、体色が淡い。亜種A. b. dussumieri (Temminck, 1824) はインドに生息し、平野や標高1400mまでの低い丘に住む。原亜種であるA. b. badius はスリランカで発見された。背面が暗い灰色である。A. b. poliopsis (Hume, 1874) (英名Burmese Shikra) は独立した種とみなされることがある。インドのカー・ニコバル島に生息する個体は、以前はタカサゴダカの亜種butleriとして分類していたが、現在はカチャル島のobsoletusとあわせて、別種であるニコバルハイタカAccipiter butleriを構成する亜種として分類されている。A. b. sphenurus (Rüppell, 1836) はアフリカ西部に生息し、回遊性のある渡り鳥である。一方アフリカ南部に生息するA. b. polyzonoides A. Smith, 1838 は放浪性がある。
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