五十嵐勇二とは? わかりやすく解説

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五十嵐勇二

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/01 08:04 UTC 版)

五十嵐 勇二(いがらし ゆうじ、1942年昭和17年〉9月2日 - 2022年令和4年〉1月14日)は、日本実業家。元マルハニチロホールディングス代表取締役社長

人物

神奈川県出身。 旧日本興業銀行(後のみずほ銀行)出身で、常務取締役を経て、横浜ベイスターズの売却を余儀なくされるなど、経営状況の思わしくなかったマルハ(現・マルハニチロ)の立て直しのため、主取引銀行であった同行から派遣され、代表取締役専務を歴任後、代表取締役社長に昇格した。

2004年(平成16年)には株式移転により設立された持株会社・マルハグループ本社(後のマルハニチロホールディングス)の初代社長に就任。さらに、ニチロ(後のマルハニチロ食品)との経営統合を手がけ、マルハグループ本社をマルハニチロホールディングスに改組し代表取締役社長に横滑りするなど、経営改革に辣腕を振った。

2010年(平成22年)4月、代表権のない会長に勇退し[1]、その後相談役に退いた[2]

2022年(令和4年)1月14日午前11時0分、ぼうこうがんのため死去[3][4]。79歳没。

略歴

脚注

  1. ^ 会社人事・機構改革 (PDF) - 株式会社マルハニチロホールディングス 2012年3月1日
  2. ^ “人事、マルハニチロホールディングス”. 日本経済新聞. (2012年5月21日). https://www.nikkei.com/article/DGXNMSJM20301_R20C12A5000000/ 2014年1月4日閲覧。  {{cite news}}: |accessdate=の日付が不正です。 (説明)
  3. ^ a b c d e f g h i j 訃報”. マルハニチロ (2022年1月18日). 2022年1月18日閲覧。
  4. ^ “五十嵐勇二氏が死去 元マルハニチロホールディングス(現マルハニチロ)社長”. 日本経済新聞. (2022年1月18日). https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE184FT0Y2A110C2000000/ 2022年1月18日閲覧。 
  5. ^ 株式会社ニチロとの経営統合に伴う商号変更および役員人事のお知らせ (PDF) - 株式会社マルハニチロホールディングス 平成19年10月1日
先代
中部慶次郎
マルハ(後のマルハニチロ水産、現・マルハニチロ)社長
2002年 - 2008年
次代
伊藤滋
先代
(設立)
マルハグループ本社→マルハニチロホールディングス 社長
2004年 - 2010年
次代
久代敏男




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