二次創作と関連する同人文化
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 04:09 UTC 版)
「初音ミク」の記事における「二次創作と関連する同人文化」の解説
初音ミクは、そのキャラクター設定などから二次創作などの同人との関わりもあり、初音ミク発売の翌月には既に初音ミク関連のオンリーイベント(ジャンルを限定した同人誌即売会)が企画されていた。初音ミクの登場は、同人音楽のシーンにおいて歌い手の確保というボーカル曲に挑む際のハードルを取り除くとともに、初音ミクが歌っていることに価値が見出されたことで既存曲のアレンジなどでなくとも人気を得やすくなり、歌モノオリジナル曲の制作流通を容易にするという状況をもたらした。THE VOC@LOiD M@STERをはじめとするオンリーイベントや同人誌即売会を通じて、初音ミクを題材とする同人誌や同人CDなどの創作物が配布されており、またこういった場で初音ミクを題材にしたコスプレといったイベントが行われるなど盛り上がりを見せている。ただし、こうした文化については初音ミクを題材にした成人向けコンテンツの存在といった問題もある。 なお、初音ミクを用いて活動を行うユーザー全てが、必ずしもこのような文化と関わりを持っているわけではなく、中にはキャラクター的意匠に対して肯定的でないユーザーもいるとされ、そのため単純にこのキャラクターがそのような文化に密接に関わっているとは言えない。
※この「二次創作と関連する同人文化」の解説は、「初音ミク」の解説の一部です。
「二次創作と関連する同人文化」を含む「初音ミク」の記事については、「初音ミク」の概要を参照ください。
- 二次創作と関連する同人文化のページへのリンク