二本杉峠とは? わかりやすく解説

二本杉峠

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/18 02:20 UTC 版)

国道445号標識
美里町側
八代市泉町側

二本杉峠(にほんすぎとうげ)は、熊本県下益城郡美里町早楠と同県八代市泉町仁田尾の境に位置する国道445号であり標高1,100mのところにある。

概要

美里町側の二本杉展望所からは甲佐岳を始め、金峰山熊本平野有明海長崎県雲仙岳を見ることができる。

峠付近は茶屋や散策路が整備されており[1]カタクリの群生地がある雁俣山(1315メートル)への登山道入口がある[2][3]

なお、峠の名はもとはスギの大木が2本存在したことに由来するが、このスギは1本だけとなっている[3]

脚注

  1. ^ 二本杉峠展望所”. 美里町. 2024年1月1日閲覧。
  2. ^ カタクリの群生を見るならお薦め 雁俣山”. アウトドア登山専門店シェルパ. 2024年1月1日閲覧。
  3. ^ a b 熊本県緑化推進委員会、熊本ふるさとの森林(No.11 雁俣山)、公益社団法人熊本県緑化推進委員会、2024年3月18日閲覧。

関連項目

座標: 北緯32度34分31秒 東経130度54分07秒 / 北緯32.575191度 東経130.901906度 / 32.575191; 130.901906


二本杉峠

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/12 08:09 UTC 版)

天城越え」の記事における「二本杉峠」の解説

いつからか人々は二本杉峠を利用するようになり、古峠廃道となった。二本杉峠(北緯3449分52.6秒 東経13854分31.1秒 / 北緯34.831278度 東経138.908639度 / 34.831278; 138.908639 (二本杉峠))は1905年明治38年)に天城山隧道開通するまで、長い間多く人々利用した幕末には志士往来しアメリカ総領事タウンゼント・ハリス外交交渉のために下田玉泉寺から江戸へ向かう際に天城路の峠を越えた。このほか、松平定信谷文晁曲亭馬琴吉田松陰林復斎などもこの峠を越えている。なお、この二本杉峠は旧天城峠とも呼ばれることがある

※この「二本杉峠」の解説は、「天城越え」の解説の一部です。
「二本杉峠」を含む「天城越え」の記事については、「天城越え」の概要を参照ください。

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