事件の背景・発端
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/28 18:33 UTC 版)
「第14次西成暴動」の記事における「事件の背景・発端」の解説
1972年2月中旬、あいりん地区に赤軍派が進出。食堂を経営しながら労働者のシンパづくりに取り組み始めた。このほか「寄せ場解放」「窮民革命」を掲げる新左翼活動家があいりん地区に潜入し、日雇い労働者を扇動しようとしていた。1972年5月、彼らは「愛隣地区野鳥の会」を結成し、日雇い労働者を搾取する手配師に対する敵対意識を煽り、暴動を起こそうと虎視眈々と狙っていた。この愛隣地区野鳥の会は、後に釜ヶ崎共闘会議として名を馳せるようになる。 また今回の暴動の発端となったS建設は、事件前から警察にマークされる札付きの「暴力手配師」業者で、事件後に愛隣地区野鳥の会の事務所を暴力団を使って襲撃しようとした計画が発覚し、検挙されている。
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