事件の蓋を開ける
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 02:51 UTC 版)
「モンタージュ (漫画)」の記事における「事件の蓋を開ける」の解説
定年退職後、再び三億円事件の真相を調べ始めた東海林はある病院で有力な情報にたどりつく。2004年、自身の事業に行き詰っていた横溝保も同じ情報を得た。それは雄大の消息であった。三億円事件の実行には関与していなかったものの脅迫文作成などで間接的に関わり真相を知っていた保は雄大に三億円の一部を融通するように頼みこむ。無理ならば自殺すると用意した拳銃を振り回す保を雄大が止めようとするが、もみ合っているうちに保は頭部を強打して死亡してしまう。 保の息子、泰成は父の死に強い衝撃を受けたのち、保の事業失敗で裏切った鈴木に頼み込み養子となり、横溝の姓を捨てた。 さらに一方で雄大の消息をつかんだ沢田、関口兄弟の前に手配された紙幣ナンバーをもつ500円札を全て持参して雄大が現れた。船に乗り、真札検知器で本物の札と確認した沢田達は目の前で全ての札を燃やした。逃走を図ろうとした雄大の頭部に向けて二郎が発砲し、雄大は海の闇へと消えた。
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