九重北都(ここのえ ほくと)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/29 23:01 UTC 版)
「機工魔術士-enchanter-」の記事における「九重北都(ここのえ ほくと)」の解説
大学の飛び級で進級した優等生。専攻は機械工学。小学生の頃に両親が突然の事故死を迎えるなどハードな過去を持つ。それから女手一つで自分を育ててきてくれた姉の力になりたいが為に、機工魔術士であるカリオストロに弟子入りしようとする過程でユウカナリア、そして晴彦と知り合う。指標とする人物に追いつきたい、力になりたいという彼の一途な想いは、フルカネルリに対し似たような感情を持つユウカナリアから共感され、北都本人も彼女のことを気に入ってお互い意気投合する。反面、己の価値観を他人に押し付けてしまう視野の狭い部分もあり、優香の要領の悪さに苛立ちを覚えて「他人に頼ってばかり」とあてつけ半分に批判していたことから、その場に居合わせた晴彦の怒りを買い一悶着起こす結果となる。ある時姉・香子のアメリカ栄転を聞かされたことにより「置いて行かれてしまう」という焦りから自分を見失ってしまい暴走、そこに付け入ったカリオストロに玩具的に扱われた上、機工魔術士になる為に契約したナナエラからも契約破棄され、右目を失う事に。その後ブブの庭にて倒れていたところを植物を採りに来ていたメルクーリオに拾われ、丁稚奉公する破目になる。その後、カリオストロ編で再登場した際にはひと回り成長していて、姉から「男のツラになったな」と評され、その後晴彦ともそれなりに良い関係を築く。
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