久勢女王
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/28 14:03 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動久勢女王(くせじょおう、くせのじょうおう)は、元正天皇時代の伊勢斎宮。父母不明。
経歴
霊亀3年(718年)に伊勢神宮におもむく。その時に、初めて斎宮寮(さいぐうりょう)の印が定められ、公文書に捺されることになった。 養老5年(721年)まで在任した[2]。
同一人物かどうかは不明だが、天平19年(747年)正月、久勢王という皇族が池上女王とともに、無位から従五位下に昇叙されている[3]。
脚注
参考文献
- 山中, 智恵子 (1986-6). 斎宮志―伝承の斎王から伊勢物語の斎宮まで. 大和書房. ISBN 978-4-47-983010-8
- 山中, 智恵子 (1992). 続斎宮志. 砂子屋書房. ISBN 978-4-79-049221-4
- 続日本紀2(新 日本古典文学大系13). 岩波書店. (1992). ISBN 978-4002400136
- 久勢女王のページへのリンク