主催紙・経緯
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/22 01:02 UTC 版)
棋譜は主催の共同通信社と契約している各社の新聞に連載され、「棋王戦五番勝負」も各社持ち回りの開催となっている。契約社の多くは地方新聞社であり、東京都内で発行している新聞社はない。以前は東京都内や地方紙に棋王戦が掲載されていない地域でも、日本ジャーナル出版の『週刊実話』誌でこの棋戦の棋譜を読むことができた。元来、地方の新聞(いわゆる県紙)に掲載する棋戦は、戦後になってからは最強者決定戦(B級以上が対象)と古豪新鋭戦(C級と三段が対象)があり、共同通信社が主催していた。最強者決定戦は棋王戦へ移行し、1974年度に優勝棋戦として開催され、翌1975年度からタイトル戦となる。古豪新鋭戦は名棋戦へ移行し、棋王戦の予選としての役割も兼ねた。1981年度に名棋戦を統合、1993年度に天王戦を統合して現行の形となっている。
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