主な満州唱歌
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『待ちぼうけ』 - 北原白秋作詞・山田耕筰作曲。1924年発行の『満州唱歌集』に収録された。満州唱歌用に作られた作品であったが、その後内地でも流行した。1940年の大改訂で削除された。 『ペチカ』 - 北原白秋作詞・山田耕筰作曲。1924年発行の『満州唱歌集』に収録された。1932年の大改訂で削除された。 『わたしたち』 - 園山民平作曲(作詞者は不明)。1932年の大改訂で『満州唱歌集』に収録された。最も有名な満州唱歌のひとつ。3番の歌詞には当時満州で盛んにおこなわれていた(一方内地ではほとんど行われていなかった)スケート遊びが登場する。 『たかあしをどり』 - 村岡昊作詞・園山民平作曲。最も人気の高い満州唱歌のひとつ。1924年発行の『満州唱歌集』に収録されて以降、3度の大改訂で削除されることなく『満州小学唱歌集』・『ウタノホン』にも掲載されたことが確認されている唯一の満州唱歌。 『メガデタ』- 野口雨情作詞・大和田愛羅作曲の作品が1924年発行の『満州唱歌集』に収録されたが、1932年の大改訂で曲が変更された。曲変更後の『メガデタ』は『満州小学唱歌集』・『ウタノホン』にも収録されている。 『やなぎのわた』 - 『メガデタ』と同様に1924年発行の『満州唱歌集』に収録された後で詞・曲ともに変えられた。詞・曲が変えられた後の『やなぎのわた』は『満州小学唱歌集』・『ウタノホン』に収録された。 『娘々祭』 - 村岡昊作詞・園山民平作曲。1932年の大改訂で『満州唱歌集』に収録された。なお、旧制中学校・高等女学校用に出版された『満州新中等唱歌』には歌詞と曲が異なる同じ題名の曲が収録されている。
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