主なマタギ集落
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/13 07:50 UTC 版)
主なマタギが活躍した集落が、そのマタギ集団を指す。山村の過疎化や生活の変化が進んだ現代においては、猟師が激減またはほとんどいなくなったり、狩猟を行う人がいてもマタギ文化が継承されていなかったりする地区もある。一方で後述のように、白神山地や秋田県阿仁地区ではマタギ文化を観光や地域興しに生かしている。また小玉川(山形県)ではマタギの慰霊儀式に由来する「熊まつり」が行われている。獣肉や山菜、キノコなど山の幸を多く使うマタギ料理の店が営まれている地区もある(マタギ料理を売り物とする店は狩猟地ではない東京などにもある)。 青森県西目屋村、岩坂(深浦町)、むつ市川内畑、脇野沢滝山、佐井村川目 岩手県沢内(西和賀町)、大槌町、花巻市 秋田県阿仁・根子・笑内・打当(北秋田市)、八木沢、萩形(北秋田郡)、豊岡、西木、戸沢(仙北市)、六郷(美郷町)、百宅、橇連、皿川、野宅(由利本荘市) 山形県大鳥(鶴岡市)、五味沢・長者原・小玉川(小国町) 新潟県三面(村上市) 新潟・長野県境秋山郷(津南町・栄村)
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