中間動詞の文法的概要
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/01/18 19:04 UTC 版)
能動態、受動態で書かれた比較2文と対応させると中間動詞の例として下記の文を挙げることが出来る。 The submarine sank the battleship. (能動態)(訳)潜水艦は戦艦を沈めた。 The battleship was sunk by the submarine. (受動態)(訳)戦艦は潜水艦によって沈められた。 The battleship sank. (中間態)(訳)戦艦は沈んだ。 この様に他動詞の目的格が主語となり、その他動詞が自動詞転換する場合これを中間動詞と呼ぶ。 また、一般的に中間動詞は行為ではなく現象即ち出来事を示す傾向にある為次の疑問文は会話レベルで成立しない。 "What did the battleship do?" - "It sank."(訳)「戦艦は何をしましたか」 - 「沈みました」 "What happened to the battleship?" - "It sank."(訳)「戦艦はどうなりましたか」 - 「沈みました」 I melted some butter on a pan. (能動態)(訳)私はバターをフライパンの上で溶かした。 Some butter was melted on a pan by me. (受動態)(訳)バターがフライパンの上で溶かされた。 Some butter melted on a pan. (中間態)(訳)バターはフライパンの上で溶けた。
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