中野JB【ナカノJB】(きのこ類)
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登録番号 | 第4337号 |
登録年月日 | 1995年 3月 9日 | |
農林水産植物の種類 | えのきたけ | |
登録品種の名称及びその読み | 中野JB よみ:ナカノJB |
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品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 中野市農業協同組合 | |
品種登録者の住所 | 長野県中野市三好町1丁目2番8号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 衣川堅二郎 宮島包義 綿貫栄司 滝澤孝夫 小根澤秀人 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「中野JA」の変異体であり,純白系の施設栽培向きの品種である。 菌傘断面の形態は半球形,色は淡黄白である。菌柄のねじれの程度は少,断面の形は正円,基部の色の程度は極めて少,太さは3mm,分岐はやや多,接着程度は普通である。子実体の発生型は中間型,株の開張度は直立型,有効茎数は401~600本である。寒天培地上の菌糸の最適生長温度は23℃,菌かきから原基形成までの期間は7日,原基形成から収穫までの期間は20~22日である。 「中野JA」と比較して,菌柄の接着程度が少ないこと,原基形成から収穫までの期間が短いこと等で,「ホクトM-50」と比較して,菌傘の断面の形が半球形であること,菌柄の接着程度が少ないこと等で,「シナノ4号」と比較して,有効茎数が多いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,出願者の施設(長野県中野市)において,平成2年に「中野JA」の変異体を選抜し,以後増殖を行い,3年に諸特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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