中田 喜直
東京生まれ。音楽家の父・中田章(《早春賦》の作曲家)のもと、幼少よりピアノや作曲に親しむ。東京音楽学校(現東京芸大)ピアノ科卒業後、本格的な作曲活動へ。49年、入野義朗、柴田南雄らが結成した「新声会」に入会。同年、《ピアノ・ソナタ》で日本音楽コンクール作曲部門入賞。その後、調性音楽のスタイルで、《ちいさい秋みつけた》や《めだかのがっこう》《夏の思い出ど、今日も歌い継がれている数々の名歌曲を創作。ピアノ教育にも尽力し、「こどものピアノ曲」や「こどものゆめ」など、こどものための作品集も多く残した。日本童謡協会会長やフェリス女学院大学音楽学部教授を歴任後、77歳で他界。毎日音楽賞、芸術祭賞、紫綬褒章受章、NHK放送文化賞受賞、日本レコード大賞日本作曲家協会功労賞他受賞多数。
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