中止・ノーゲーム及び振替試合
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 21:00 UTC 版)
「クライマックスシリーズ」の記事における「中止・ノーゲーム及び振替試合」の解説
開催日程には予備日が設けられ、悪天候等で中止・ノーゲームとなった場合は原則として翌日以降に順延される。ただし、予備日を含めた日程で全試合を開催できなかった場合には、予備日以降の順延は行わずに開催打ち切りとなり、その時点の勝敗でステージ勝者を決定する。勝利数が同数の場合は、レギュラーシーズン上位チームがステージ勝者となる。中止の有無がステージの勝敗に関わるため、レギュラーシーズン終盤同様試合開始前までは各リーグの責任者が中止決定権を持つ。試合開始後はどの試合とも同じく審判団が判断する。 パ・リーグでは2試合以上の試合が中止・順延となり、予備日最終日の1日前までに決着がつかない場合はダブルヘッダーを行う場合がある(ただし勝敗によっては1試合目のみで終わる)。2013年のファイナルステージでは、中止試合が発生したことで初めて開催の可能性が生じたものの中止はその1試合のみだったため予備日前にステージ勝利チームが決定した。 一方、セ・リーグではダブルヘッダーは実施していない。台風の接近が予測された2014年のファーストステージにおいても、パ・リーグでは実施の可能性があったもののセ・リーグでは実施予定がなかった。このため仮に2位チームが第1戦に勝利しその後2日間中止になった場合には、予備日の試合を行うことなくステージ勝利が決定する可能性もあった(結果的には台風接近前に開催した2試合でステージ勝利チームが決まったため、試合を消化せずに打ち切りとなる事態は回避された)。2017年にも天候不良でセ・リーグファーストステージの開催が危ぶまれ、2位チームが第1戦に勝利した後の第2戦はグラウンドが水浸しの中で強行され物議を醸した。2017年の事例を受けて2018年の日程のあり方が検討されたが「上位の優位性を保つ」などの理由で変更せずに実施することとなった。
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