中学・高校の系列校との関係
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/06 05:38 UTC 版)
「白百合女子大学」の記事における「中学・高校の系列校との関係」の解説
同じ修道会で経営する「白百合学園」が全国各地にあり、これらは系列校・姉妹校としている。(附属校とは呼ばない。) 例として、九段の白百合学園小学校・白百合学園中学校・高等学校は系列校である(函館白百合学園中学校・高等学校・盛岡白百合学園小学校・盛岡白百合学園中学校・高等学校・仙台白百合学園小学校・仙台白百合学園中学校・高等学校・八代白百合学園高等学校も同様)。尚、湘南白百合学園、函嶺白百合学園はいずれも別の学校法人の経営であるため、系列校ではなく姉妹校の関係となる。 各系列校と校歌の旋律が同じである(湘南白百合学園は1・2番が同じで3番のみ独自の歌詞、函嶺白百合学園は旋律が同じで歌詞は1・2番ともに独自)。 校章は百合と剣をかたどったfleurdelisé(ブルボン王朝に同じ)。これも各地白百合学園と共通である。 白百合学園の発祥の地は北海道の函館で、1878年(明治11年)5月28日にフランス・シャルトル聖パウロ修道女会の3人の修道女が訪れたことがきっかけとなっている。後に白百合学園の創設者となるそれら3人の創設者は、現在の函館市元町に授産所・施病院・孤児院を開設し、教育事業をおこし、1886年(明治19年)1月1日 聖保禄女学校を開校。1942年(昭和17年)10月 元町高等女学校と改称。1951年(昭和26年)函館白百合学園高等学校と改称。今日も「従順・勤勉・愛徳」をモットーに全国各地へ白百合学園の教えが語り継がれている。 全国どこの白百合学園でも各教室の壁には十字架が掲げられている。時間を知らせるキャンパス内の鐘の旋律はアヴェ・マリア。白い百合とは聖母マリアの象徴であり、聖歌などにしばしば歌われている。校名のフランス語名はレコール・デュ・リス・ブラン(L'École du lys blanc)。
※この「中学・高校の系列校との関係」の解説は、「白百合女子大学」の解説の一部です。
「中学・高校の系列校との関係」を含む「白百合女子大学」の記事については、「白百合女子大学」の概要を参照ください。
- 中学高校の系列校との関係のページへのリンク