中国での言語・民俗研究
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「W・A・グロータース」の記事における「中国での言語・民俗研究」の解説
中国では1941年から1943年にかけて言語調査を、戦後の1947年と1948年に方言と民俗の調査を行った。このときの研究はいくつかの論文にまとめられているが、1990年代にあいついで日本語訳がまとめられた。 『中国の地方都市における信仰の実態 : 宣化市の宗教建造物全調査』寺出道雄訳、五月書房、1993年。ISBN 9784772701853。 『中国の方言地理学のために』岩田礼、橋爪正子訳、好文出版、1994年。ISBN 9784872200133。 『汉语方言地理学』の題で、中国語にも翻訳された。 日本に住むようになってからも、藤枝晃・小川環樹らの日本の中国学者と親密な関係を保ち、『中国語学事典』(中国語学研究会編、江南書院1957)では小川とともに「中国語の方言」(pp.64-73)、「ヨーロッパの中国語研究」(pp.312-319)の項を執筆している。
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