中国からインドへの巡礼者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/07 08:33 UTC 版)
「仏教のシルクロード伝播」の記事における「中国からインドへの巡礼者」の解説
中国の文献によれば、中国人で最初に得度したのは朱士行という人物で、それは彼が仏典を求めて中央アジアへ行った後のことであるという。中国の仏僧が直接に仏教を知るためにインドへ旅するようになったのは4世紀以降のことにすぎない。法顕のインド巡礼(395年–414年)が最初の重要なそれであるとされる。彼はシルクロードを旅し、6年間インドに滞在し、海路で帰還した。 数十人の、あるいは数百人の中国の仏僧がこのころにインドを訪れた。 最も有名な中国人の巡礼者は玄奘(629年–644年)である。彼の膨大で正確な翻訳をもって新訳の時代とされ、より古い中央アジア人の翻訳と対比される。彼はまた、自身の中央アジア・インド旅行の詳細な記録を残した。
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