中二美夫とは? わかりやすく解説

中二美夫

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/21 00:39 UTC 版)

中 二美夫
四国アイアンドッグス #15
基本情報
国籍 日本
出身地 栃木県
選手情報
投球・打席 左投左打
ポジション 投手
プロ入り 1994年
初出場 1995年
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

中 二美夫(あたる ふみお)は、漫画『ドカベン』に登場する架空の人物。アニメ版の声優田中亮一田中崇

人物

経歴

高校時代

  • 2年春の甲子園に出場[1]。七色の変化球を持つエース・大橋[2]がいたために控え投手だったが、大橋が登板回避した二回戦でノーヒットノーランを達成。
  • その後、準々決勝で明訓高校と対戦。山田との対戦が注目されたが、5打席全てで敬遠を行い、大ブーイングを買った。特に8回の第4打席には、1点リードで満塁であるにもかかわらず、押し出しの敬遠を選ぶという不可解さもあった。実はこの時、中は肩を痛めており、この状態では山田に打たれると考えたため、苦渋の決断として敬遠を選んだということが後日判明している。この試合、1番に入りプレーボールホームランを放つものの、延長12回裏、殿馬の秘打「回転木馬」でサヨナラ負けを喫した。ちなみに、後に現実の高校野球でも、松井秀喜5打席連続敬遠されている。
  • 春の甲子園後、母親の入院費を稼ぐために無理なバイトを行い、肩の故障が悪化してしまうが、控え投手の奮闘で夏も甲子園に出場する。本人は肩の治療を諦めていたが、弁慶高校の武蔵坊の神通力によって肩が上がるようになった。初戦となった2回戦はスミ1で辛勝した。弁慶高が3回戦で通天閣高に敗れた直後の実況で「東日本勢は甲府学院を除いて総倒れになった」との発言がある事から、3回戦で敗退したと推測される。
  • 秋の県大会では優勝。関東大会では二回戦で仁又四郎のいる下尾高校に惜敗した。
  • 3年夏の甲子園では、一回戦で自らのホームランでサヨナラ勝ち。二回戦で中西球道率いる青田高校と対戦し、善戦するも最後の打者として三振し3対4で敗退。

プロ時代

  • 1995年ヤクルトスワローズに入団。主にセットアッパーとして活躍する。
  • 西武に入団した山田とは1年目のオールスターで初対戦し、同じヤクルトの古田敦也と組んで2ストライクまで追い込むものの、センターオーバーのヒットを打たれた。ちなみに、この時はセンター・飯田哲也の好返球と山田の鈍足もあり、二塁打のはずが二塁タッチアウトで記録シングルヒットに終わる。
  • 2004年、四国アイアンドッグスにFA移籍。作中では全く出番が無いため、先発かリリーフかも不明。
  • プロ入り以降、セ・リーグ所属だったこともあり、プレイしている場面はほとんど描かれていない。西武との対戦となった1997年の日本シリーズでも、第7戦にブルペンで準備する様子のみだった。オールスターにもヤクルト時代はほぼ毎年選ばれていたが、ブルペンで土門、影丸、犬神と会話する場面がほとんどだった。

球種

ストレート
描写されている中では、最速145キロ。
フォーク
緒方勉のフォークに匹敵すると言われる。
カーブ
高速スライダー

背番号

脚注

  1. ^ 江川学院は、選抜出場校選考委員会の重要参考資料となる前年秋の関東大会に出場しておらず、なぜ選抜に選ばれたかは不明である。
  2. ^ 江川卓の作新学院時代の控え投手が大橋康延

中 二美夫(あたる ふみお)(15):(江川学院→ヤクルト→四国)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/20 23:28 UTC 版)

四国アイアンドッグス」の記事における「中 二美夫(あたる ふみお)(15):(江川学院ヤクルト四国)」の解説

甲子園山田5打席連続敬遠したことで話題になる作中では全く出番が無いため、先発リリーフかも不明

※この「中 二美夫(あたる ふみお)(15):(江川学院→ヤクルト→四国)」の解説は、「四国アイアンドッグス」の解説の一部です。
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