ストッパー_(漫画)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > ストッパー_(漫画)の意味・解説 

ストッパー (漫画)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/12 05:45 UTC 版)

ストッパー
ジャンル 野球漫画
漫画
作者 水島新司
出版社 スコラ
掲載誌 コミックバーガー
発表期間 1987年 - 1992年
巻数 全12巻
テンプレート - ノート

ストッパー』は、水島新司作の野球漫画。『コミックバーガー』に1987年から1992年まで連載された[1]。水島にとって昭和最後の連載作のひとつ。

セントラル・リーグに属する架空のプロ野球チーム「大阪ガメッツ」(のちに大阪ドリームス)にドラフト外から入団した、三原心平の物語。

単行本は、スコラ・バーガーSCで全12巻。のちに講談社漫画文庫で全8巻。

概要

主人公、三原心平の投手としての能力は、メンタル面を除きプロレベルに到達していないとして描かれており、ストーリーの初期は「超遅球」や「山なり投球」などを切り札に、配球の駆け引きで打者を打ち取っていき、果てにはヤスリでボールに傷を付けたエメリーボール、ポマードを使用したスピットボールなどまで駆使するといった展開である。このような不正投球は露見した場合には罰則となるが、証拠となる球の行方までがドラマとして利用された。

しかし、物語中盤から野手コンバートを経て投手兼任外野手となると、野手としては一転して超一流レベルの能力を持つ選手(俊足巧打のトップバッターで、広い守備範囲と強肩を併せ持つ外野手)として描かれている。

のち、所属する「大阪ガメッツ」が身売りするはめになり、その身売り先が主人公である三原心平自身であり、チームの中心メンバーがチームオーナーという急展開を迎える。しかもドリームスはホーム戦では白いユニホームでクリーン野球だが、ビジター戦の黒いユニホームのときは主人公にあるまじきダーティプレイの連続というそれまでにない、善と悪を内包するチームであった。

かつての代表作『野球狂の詩』の東京メッツの面々がライバルとして登場する(水原勇気は未登場)。

主な登場人物

脚注

  1. ^ 「ドカベン」連載40周年&水島新司誕生日記念! 水島ワールド今後の展開を予想してみた”. エキサイトニュース (2012年4月10日). 2013年6月13日閲覧。

関連項目

  • 牛島和彦 - 主人公・三原のモデルとなった元プロ野球選手。単行本第1巻には、牛島と水島の対談が掲載されている。

「ストッパー (漫画)」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ストッパー_(漫画)」の関連用語

ストッパー_(漫画)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ストッパー_(漫画)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのストッパー (漫画) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS