丘里工業団地とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 丘里工業団地の意味・解説 

丘里工業団地

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/31 06:17 UTC 版)

丘里工業団地(おかざとこうぎょうだんち)は、茨城県古河市丘里(旧猿島郡総和町)にある内陸型工業団地

概要

関東平野あるいは、古河市のほぼ中央に位置する平地の内陸型工業団地。広さは約124.7ha(周辺地区を含む)。北利根工業団地と同時に計画・造成された。JR東日本古河駅から東に約4km。南北を平行に縦断する国道4号新4号国道バイパスとの中間位置でもある。

山崎製パンギンビスなどの食品工場の他、自動車関連や素材関連工場など多業種の企業がおよそ30社集積している。 [1] [2] [3] [4] [5]

沿革

(企業名は一部を例示)

  • 1945年昭和20年)8月 - 敗戦により猿島郡岡郷村の軍用飛行場(古河航空機乗員養成所)が廃止[6]
  • 1960年(昭和35年)
    • 3月 - 茨城県猿島郡総和村(現・古河市)に「工場誘致対策委員会」設立[2]
    • 8月 - 引き続き「総和村工場誘致条例」制定[2]
  • 1961年(昭和36年)3月 - 茨城県が「茨城県総合振興計画(大綱)」公示。古河・総和地域が工業化拠点とされた[2]
  • 1964年(昭和39年)- 岡郷村飛行場跡地に日本住宅公団によって岡郷(おかごう)工業団地の造成が開始される[3]
  • 1965年(昭和40年)10月 - 岡郷工業団地公募開始[2]
  • 1966年(昭和41年)- 岡郷工業団地造成完了[4]
  • 1967年(昭和42年)9月25日 - 地名変更に伴い、岡郷工業団地から丘里工業団地へ改称。このときは小堤・東牛谷・関戸の一部が「丘里」に変更(茨城県告示1201号)[2]
  • 1968年(昭和43年)
  • 1969年(昭和44年)
    • 7月 - 日鉄ステンレス鋼管 工場移転(北関東工場)(当時は住金ステンレス鋼管)[9]
    • - 京三電気 古河工場開設[10]
  • 1971年(昭和46年)
    • - SFCC 茨城工場操業開始(当時は吉田電線 古河分工場)[11]
    • 10月 - 山崎製パン 古河工場竣工稼働(当時は山崎製菓 古河工場)[12]
  • 1972年(昭和47年)2月 - ヤマザキビスケット 古河事業所西工場竣工(当時はヤマザキナビスコ)[13]
  • 1975年(昭和50年)10月 - ヤマザキビスケット 古河事業所東工場竣工(当時はヤマザキナビスコ)[13]
  • 1981年(昭和56年)- 京三電気 古河第2工場稼働[10]
  • 2001年平成13年)10月 - 栗本鐵工所古河工場が操業開始

主な企業

古河市工業会の会員企業名簿[5]などから。

交通

鉄道

路線バス

道路

  • 国道4号古河駅入口交差点から十間通りを東へおよそ3km直進
  • 新4号国道大和田交差点から十間通りを西へおよそ3km直進

関連項目

出典

  1. ^ 古河市産業戦略課「第2期茨城県圏央道沿線地域基本計画」(経済産業省)
  2. ^ a b c d e f 総和町史編さん委員会編『総和町史通史編 近代・現代』総和町、平成17年(2005年)、410-417頁
  3. ^ a b 総和町史編さん委員会編『総和町史通史編 近代・現代』総和町、平成17年(2005年)、429-434頁
  4. ^ a b 筑波大学地域調査報告12・茨城県西部における大規模工場の立地基盤
  5. ^ a b 古河市工業会HP
  6. ^ 総和町史編さん委員会編『総和町史通史編 近代・現代』総和町、平成17年(2005年)、338頁
  7. ^ 同社ホームページ
  8. ^ 同社ホームページ
  9. ^ 同社ホームページ
  10. ^ a b 同社ホームページ
  11. ^ 広報古河2023年5月
  12. ^ 同社ホームページ
  13. ^ a b 同社ホームページ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  丘里工業団地のページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「丘里工業団地」の関連用語

丘里工業団地のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



丘里工業団地のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの丘里工業団地 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS